2008年6月2日月曜日

官僚国家の崩壊

●民主党小沢代表、自民党政権は年内に崩壊すると確信-FT独占インタビューで(5/31FT)
半世紀以上権力の座に座り続けた自民党は「既に余りに腐りきっており」、解散総選挙後の敗北で「党は分裂・崩壊するであろう」と答えた。

自民党元幹事長の中川秀直議員の「官僚国家の崩壊」の主張と大差無いのではないかと思うのですが、

「『政治家・高級官僚・独占企業』の腐敗した既得権益の枢軸をゼロリセットしないと日本は滅び行くしかない」

と、与野党超えて、真面目な政治家の意見は一致しているのではないでしょうか?

本質が理解されていても行動に移り辛いのは、既得権益が政治資金源であり票田であるからです。前述の「独占企業」には、大手マスコミのほか(見た目は企業じゃないけれど)農業や医療が含まれます。

このような既得権益に媚び諂わないために、確かに福田首相・小沢代表で合意しかかった大連立は一理あったのでしょう。

既得権益の枢軸をぶち壊すために、大政翼賛を選ぶべきだったか?ねじれ国会という場での二大政党のガチンコ勝負で良かったのか?

民主党が勝利を確実にするためには、巧妙な公労委対策と、ゼロリセットに賛同する自民党大物議員の合流が鍵になると思うのは筆者だけでしょうか?

(月初いきなり番外編)「朝まで生テレビ」での片山虎ノ助元議員の発言(5/27深夜テレ朝)
曰く、「『十歳で神童、十五歳で才子、二十歳過ぎればタダの人』というのが現在の高級官僚の実態だ」。また、「昔は、官僚は一流、経済は二流、政治は三流だった。今の日本は全てが三流だ」。

「官僚国家の崩壊」をテーマにした討論番組。元官僚で、ご存知の通り「虎退治」なんかもあり、政治家として七転び八起き(?)されている先生の含蓄のある一言。

月が替わりました。6月もどうかよろしくお願いいたします。
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