2009年5月29日金曜日

フェニックス証券のホームページが全面リニューアル【PR】

★フェニックス証券のホームページが6月1日より生まれ変わります~♪

★フェニックス証券では、外国為替証拠金取引をより快適にとの思いから2009年6月1日「弊社会員様向けのニュース」をリニューアルすることとなりました。

★フェニックス証券のホームページが、FX業界で最も充実した情報発信サイトに生まれ変わります。
▽▽リニューアルサイトの注目点!!▽▽
①ブログ順位が赤丸急上昇中の丹羽社長による「生の声」を専用ブログサイトで提供!
(ブロガーによる注:「生の声」と言っても、歌を歌うわけではないので、ご安心を^^;)
②マット今井氏を始めとする複数著名アナリストのコメントを提供!
③[価格チャートと情報]が融合したライブチャート!(四本値と市況)しかも、経済指標のリリースをポップアップでお知らせする機能付き!
(これは目玉です)
④お客様の強い味方となるトレンドシグナルトレナビ"一目瞭然"が登場!
(これまた超目玉です)
⑤大手情報提供会社GI社の協力いより、お客様の視点からアプローチするニュースと配信 本数が従来比250%UP、更に経済カレンダーも搭載!
⑥人気テクニカル分析「一目均衡表」でリアルタイムチャート分析(トレンドシグナル付き)!

★全額信託規制とレバレッジ規制で廃業が相次ぐFX業界においても、フェニックス証券は、
☆ニュースとチャートの抜本充実、
☆小口化(1,000ドル単位で取引可能に)
☆大証FX参入(金融庁・大証へ認可・登録申請中)
☆CFD導入(予定)

と、前向き投資が目白押し。2009年度のフェニックス証券を是非ご期待下さい。

、、、とここまで引用して、ひとつ残念(?)な注釈が・・・実は6月1日の時点では、会員向け限定のサービスとして一旦リリースします。7月1日(予定)からは、会員以外(FX取引口座をお持ちでない方々)にも情報を限定してオープン出来る見通しです。ブログ愛読者の皆さまには、完全ドメイン開放の時点でURLをお教えします。
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デルの大幅減益とマイクロソフトの挑戦

昨夜の米国時間は「情報技術」関連のニュースが目白押し。

★AOLがタイムワーナーから分離
日経新聞のサブタイトルは「世紀の合併に幕」。

★デル、63%減益
四半期決算で23%の売上減少。「パソコン市場は未だ底が見えない」と同社CFO。

★マイクロソフト、新しい検索エンジン「ビング」を発表
先週水曜日の観測記事(WSJ紙)の正式発表
http://phxs.blogspot.com/2009/05/830.html
来たる6月3日に、Bing.comをスタートさせる。

「七転び八起き」がテック関連のニュースに拘る理由:外国為替証拠金(FX)取引業者をパチンコに譬えると・・・譬えどころか、そのものじゃないかと言わないで(冷汗&苦笑)・・・、安くて質の良いパチンコ台を如何に上手に仕入れるかが勝敗のポイント。コスト競争での勝ち組たり続けるために中国へのアウトソーシングにアクセルを踏んだデル。同社のパソコンの品質と価格のバランスがどうなってきているか、押さえておく必要はあります。では、マイクロソフトはどうか?検索エンジンでは1位のグーグルと2位のヤフーに大差をつけられての3位に甘んじている同社にとって、楽な戦いだと思えない理由。先行のグーグルは検索エンジンからブラウザに参入してきており、マイクロソフト・オフィスの空洞化を狙っています(リナックスがウィンドウズの空洞化を狙っているように)。このような先手を打たれた状態で、インターネット・エクスプローラーへのプレインストールで何とかなるという考えは甘い。

対面証券会社が圧倒的な顧客基盤という既得権益を持っていながら、その収益基盤を失いたくないから、オンライン証券に参入して手数料競争に参入出来ないのと良く似た理屈です。マイクロソフトは新エンジの広告に100億円程度の費用を注ぎ込むようです。
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2009年5月28日木曜日

崖っぷちのGMと米長期金利の急騰

株高は債券安(長期金利高)を、株安は債券高(長期金利安)を意味するという経験則があります。相関関係は多少落ちますが、為替については、前者は円安と、後者は円高とセットだと。

昨夜は、この経験則に反する、米国株の反落と米国債相場の急落が生じました。前者はDES(債権と株式の交換)を柱とするGMの私的整理案が予想を遥かに上回る債権者から拒絶されたこと、後者はMBS(不動産関連の証券化商品)の大口売りが、それぞれ直接の原因とされています。

GMについては、昨日の日本時間に「UAW(米国自動車総連)がDESに応じる」という“リーク”が伝えられ、既得権益側の根回しというか、既成事実化(GMのゾンビ化)に向けて、着々と手が打たれている空気はありましたが、事実上の破談を迎えたことになります。米国債の暴落についても、

「競争力のない大企業を公的資金で救済するという前例を作ってしまったら、そんなモラルハザード国家の借金など誰が引き受けるか!?」

という市場の恫喝と捉える必要はあります。

我が国も、まったく他人ごとではないスタグフレーションの始まりです。

資源相場の急騰が、新興国バブルと米国発不動産不況の引き金となったように、各国の長期金利の上昇は、モラルを犠牲にした財政出動でも景気回復は出来るという安易な楽観バブルに針を刺すものです。米国債の利回り曲線(イールドカーブ)の指標となる「10年物利回り-2年物利回り」は昨年8月に付けた過去最大幅をぶっちぎっての記録更新だとWSJ紙は伝えています。
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2009年5月26日火曜日

米大統領、韓国防衛の「絶対的コミットメント」保証

日本語ロイター
米大統領、韓国防衛の「絶対的コミットメント」保証

「コミットメントを“保証”する」というのは、婚約を破棄しないと約束するみたいで、頭痛が痛い日本語ですが、それは措き、絶対的ではないコミットメントとは何でしょうか?

「“相対的”コミットメント」なる言葉は熟していないでしょう。ところが、銀行取引の世界では存在したのです。前々職、モルガンスタンレーで社債引受営業の頃、仕事の実態は企業財務の皆さまへの御用聞でしたが、或る日、仲良くしてくださった事業会社の財務の御担当から御相談。曰く、「とある邦銀からコミットメントライン(いざとなったら金を貸すので、日頃より手数料を払え!という契約)の不招請勧誘(要りません、買いません、と抵抗しているのに、しつこく営業すること)を受けているんです。しかもそれが『いざとなっても金を貸さないが、手数料は払って欲しい』という“商品性”らしい。こんな商品はあり得るのか?丹羽さん、契約に応じるべきだと思いますか?」という問い合わせを受けました。

暫く、貸出営業から遠ざかっていた私は、恥ずかしながら直ぐに返事が出来ず「そのような偽装コミットメントラインは金融庁も許さないと思いますが・・・調べて折り返します」と、時間を頂きました。調べれば直ぐ判ることですが、『いざとなっても金は貸さないが、“名前”は貸すんだから、見ヶ〆料(みかじめりょう)は寄こせ』という優越的地位の濫用ビジネスは有り得たのであります。

お客様のためどころか、寧ろ自分が勉強になった「“相対的”コミットメントライン」のお陰で、この事業会社さんからは爾後沢山の主幹事案件を頂きました。

「“相対的”コミットメントライン」の存在を、銀行業界の優越的地位の濫用の問題だと矮小化してはなりません。このような偽装コミットメントラインを有価証券報告書等に開示することは粉飾であり偽計であります。銀行以外のステークホルダーからの調達を低廉安定化するために、銀行は経済的対価を得て、粉飾偽計を教唆または共犯していることになります。証券会社が教唆する仮装払込と一緒の罪。
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